岐阜県の神社

〜天下を分ける決戦の舞台〜

こんにちは。今回は私comoの地元、岐阜県の主要な神社のご紹介です。
ここ岐阜県には、「天下分け目の戦い」と言われた地『関が原』や、織田信長が居城とした『岐阜城』があります。つまりここは、東国の武将が京の都をねらう際の非常に重要なポイントになるのです。神社・仏閣も戦国武将の拠点として利用された歴史も数多く残されています。
岐阜県は大ざっぱにいうと、上部分を「飛騨」、下部分を「美濃」と呼びます。「美濃」・・・美しい言葉ですね。きっと住んでいる人々も美しいに違いありません。当然comoは美濃在住ですよ(笑)。
え〜っと。場がシラけそうなので本題へと移ります!

岐阜県の主要神社マップ

岐阜県の超重要神社

南宮大社

「朱色」の社殿が特徴であり、そして全国的に見て、ものすごく由緒のある神社。なんと主祭神は『ヘド』から生まれた神様(!)。ここは『一之宮』でもある。

手力雄神社

天界一マッチョ?な神様を主祭神として祀る神社。「勝負ごとの神様」としての信仰が深く、あの織田信長が参拝をした神社としても有名である。

白山中居神社

日本の3大名山の一つ『白山』。そこから生まれた「白山信仰」の神社は全国になんと3,000社近くあり、それら神社の代表的な存在の一つとして、白山の岐阜県側のふもとにあるのが、この白山中居(はくさんちゅうきょ)神社である。

南宮大社

紀元前からここにある!?
日本の中にあり続ける「異国」

さて、岐阜羽島から車で30分、大垣からなら15分程度でここ南宮大社にやって参りました。大鳥居をそのまま自動車でくぐり、駐車場に車を止めます。それにしても、変わった造りの神社ですね。特徴的な朱色の社殿には、何か異国の匂いがします。伊勢神宮や出雲大社などを「日本的」というのなら、この神社は「大陸的」といっていいのではないでしょうか。
しかし、由緒などを調べてみると、これに驚かされます。この神社の創建は、なんと初代・神武天皇の時代(もしくは第10代崇神天皇の時代)ということなのです。つまり『紀元前』創建(!)ということですよね?これはそこらにあるどんな神社より、ず〜っと前から存在していたということになるわけです。こんなに「異国感」がただよっているのに・・・これは一体どんなカラクリなのでしょうか。非常に気になるところです。

「ヘド」から生まれたご祭神

ここのご祭神は『国産み』の神様として有名な夫婦神「イザナギ・イザナミ」の「イザナミ(奥さんの方)」が病になり、嘔吐した時に出た『ヘド』そのもの、つまり『ヘド』から生まれた神様です。
「エーッ!!?キモい!」
・・・そんなに驚かれても困ります。というより、神道にとってこの程度はまだ序の口ですよ?男女のシンボルをご神体とする神社なんかも日本中探せば結構あるものです。また、神話に登場する五穀豊穣の女神様は、さまざまな穀物をなんと「おしり」から出したというのです。
このように神道は、とにかくあらゆるものを包み隠さず「神」として祀ります。
「キレイごとを一切言わない」そんな神道のカッコよさが、ここにあらわれています。

ご祭神/金山彦神(かなやまひこのかみ)

ではcomoと参りましょう。ここの場合、鳥居ではなく「楼門(ろうもん)」をくぐって中へ進みます(鳥居と同じに考えて、ここで一礼しましょう)。左側にある手水舎で身を清め、回廊に囲まれた境内(けいだい)をすすみ、神前に立ちます。
ご祭神は『金山彦神』といい、先程申し上げた通り『ヘド』から生まれた神様です。この「ヘド」が溶岩とか溶鉄にそっくりなので、金属・鉱山の神として厚く信仰されています。それは、超大手の製鉄関係者などが遠方からわざわざお参りにやってくる程だといいます。汚なくて人が嫌がるようなところに、お金儲けタネが隠れているということかもしれませんね。
comoは古神道作法で祈ります。
「これが御前に鎮まります金山毘古(ひこ)大神・金山毘賣(ひめ)大神、日々のお守りと国家国民のお守りをありがとうございます。日本には資源が不足しております、どうかこの金属資源の問題が解決できますようにお導きください。同時にcomo自身も少々金(きん)が不足しておりますので、どうか金のご縁をいただけますようにお願いします。自分のことより先に祈るべきでしたが、この美農の国が安泰でありますように御祈願申し上げます」
地元なのでつい、気が緩んでしまいました。楼門で一礼して南宮大社を後にし、次の目的地、各務原市の手力雄神社へ向かいます。

手力雄(てぢからお)神社

2つの手力雄神社

南宮大社から車で一時間ほどの住宅地の中に見えてまいりました、ここが手力神社でございます。今回は各務原にある方をご紹介したいと思います。「えっ、一つだけじゃないの?」・・・そうなんです!ここは珍しいことに、同じ名前の神社が2つ、しかも距離を2キロと置かないところに建てられているのですね。はじめにもご紹介した、「織田信長が戦勝祈願した」というのが、この各務原市にある方の手力雄神社で、もう一つの手力雄神社は、春に行なわれる『火祭』が有名で、こちらの所在地は岐阜市となります。

ご祭神/手力雄(てぢからお)

ここは織田信長が戦勝祈願をしたという、まさに霊験あらたかな神社です。それもそのはず、ご祭神のテジカラオは、天界ではタケミカズチと共に武闘派で怪力を誇り、アマテラスが天岩戸に隠れてしまった時、その怪力で岩戸を開け、信州戸隠の山頂まで放り投げた伝説のマッチョ(笑)なのです。ここには勝負に勝ちたい有名スポーツ選手を始め、勝運を願う者が多く参拝に訪れます。ではcomoと参りましょう。鳥居で一礼し、手水舎で清め、神前の前に立ちます。「手力雄神(てじからおのかみ)様、日々のご加護ありがとうございます。日本の国家国民をお守り下さい。私comoの友人が、トラブルに巻き込まれまして裁判沙汰になってしまいました。こちらのほうが筋が通っていると確信しております。どうか日本の正義が守られますように、はっきりと友人が勝てますようお願いいたします」
(神様に祈って願成就した時は、必ずお礼参りに行くようにしましょう。もしそれが成就しなかったとしても、決して神様を恨まず自分の反省点を探すようにしましょう。)

白山中居神社

岐阜山中の絶景をドライブ

さあ、白山中居(はくさんちゅうきょ)神社へ向いましょう。東海北陸道の各務原インターから白鳥インターまでは高速道路をつかい、そこからは国道156号で更に北上します。「白山長滝神社」を越えてしばらく進んだところを左折して、山間の道をズンズン進みます。途中、長良川沿いの山紫水明の景観、そして断崖絶壁の渓流が、しっかりその目を楽しませてくれます。その先の峠を越えると、今度はスキー場や、白山を眺望できる温泉などといったものがどんどんとあらわれて来ます。「まずは神社」と自分に言い聞かせて通過し、石徹白(いとしろ)の村落を越えると白山中居神社の駐車場に到着です。約一時間半のドライブでした。

神社は不思議と木が立派になる

さて、神社へはこの参道を通って行きます。そこでまず、この杉の木の大きさに驚かない人はいないでしょう。これはいわゆる縄文杉でしょうか?ここだけに限ったことではありませんが、由緒ある神社へ行って感じることは、その木々の立派なことです。「神が降りられるから立派になるのか、立派だから神がおりられるのか」そんなことを考えながら、非常にきれいな小川にかかる橋を渡りきると、社殿が見えてきます。

「磐境」を残す神社

この神社には、今はもう珍しいものになってしまった、磐境(いわさか)があります。もともと「自然崇拝」から始まったという神道の考え方は、現在の様に社殿で神様を祀るというよりも、立派な「磐」や「杉木」などを神様が降る拠り代(よりしろ)であるとして、祀ってきたのです。ここではそれがしっかりと受け継がれ、大岩にしめ縄が巻かれて祀ってあります。同時にここには、思わず惚れ惚れみとれてしまう、そんな立派な社殿もあるのですが、今回comoはこの磐境の前でお参りをすることにします。

ご祭神/イザナギ・イザナミ
そして菊理媛(ククリヒメ)

白山神社のご祭神は、日本の「国生み・神生み」でおなじみのイザナギ・イザナミという夫婦神、そして2人から一番後に生まれた菊理媛(ククリヒメ)という神様です。このククリヒメという神は、古事記や日本書紀の本文には何故か登場しません。日本書記の別伝「一書(あるふみ)」に一箇所だけ出てくるとてもレアな(?)神様です。この夫婦神の壮絶な夫婦ゲンカは有名な話ですが、その2人の仲をうまく取り持つ役割をしているのが、このククリヒメだというのです。ケンカした2人仲を再び「括る(ククル)」という意味が、名前にも込められているのでしょうか。
そして更には、イザナギ(旦那さんの方)に「みそぎ(体を清めること)」をすることを薦めたのも、このククリヒメであると言われています。その「みそぎ」によって、「三貴子」と言われるアマテラス・ツクヨミ・スサノオが誕生したわけで、この功績は相当に大きなものといえます。ではcomoと参りましょう。
「イザナギ・イザナミの大神様・そしてククリヒメの大神様日々のお守りありがとうございます。日本の国家国民をお守り下さい。すべての国生み・神生みを感謝申し上げます。またククリヒメの大神様、両親神を知恵を用いて仲良くしていただき、みそぎをすることを父神にアドバイスされたことのご功績、心よりおたたえ申し上げます。どうか今の我々日本人にも窮地を打破する知恵をお授けください。」
それと同時に、白山を神の霊山として開かれた「泰澄(たいちょう)大師」とその弟子の臥行者(がぎょうじゃ)・浄行者(じょうぎょうじゃ)にも、お礼とご加護をお願いしました。

とどこおりなく今回の旅も終了です。

さあ、これで本日の参拝すべて終了でございます。お疲れ様でした。私もだんだん体に無理がきかなくなってきたことを実感する今日この頃。47都道府県をあなたに紹介し終えるまで、くたばるわけにはいきません。頑張りますのでどうか応援よろしくお願いします!では。

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como厳選の名宿
〜岐阜編〜

少し遠いですが、やはり下呂温泉がおススメ!その中でもちょっとリッチにいける方は 『しょうげつ』 、女性に人気の 『紗々羅』 などが絶対オススメです。

次回予告

お次はなんと、本州を離れます。四国は「徳島・香川」両県の神社を併せて大特集します。海の幸、山の幸盛り沢山の予感。どんな神社が飛び出すのか、乞うご期待!

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2008年1月22日更新